
沖縄アグー豚フェア試食会を取材してきました

こんにちは!
いいね長野の中の人、トータル山本です。
真冬の軽井沢。
外は雪、空気はキンと冷えていて、いかにも信州の冬という一日でした。
そんな軽井沢で開催されたのが、
「沖縄アグー豚フェア 試食会」です。
沖縄県産アグー豚をテーマに、
和食とフレンチ、それぞれの料理人が腕を振るい、
一つの食材をどう表現するかを体験するイベント。
今回は、その試食会の様子を取材させていただきました。
開催場所は「くつかけステイ中軽井沢」
今回の試食会の開催場所は、
くつかけステイ中軽井沢。
中軽井沢駅からほど近く、落ち着いた佇まいが印象的な宿泊施設で、
観光客だけでなく、食や文化に関心の高い方々にも親しまれている場所です。
静かな空間の中で行われた今回の試食会は、料理と向き合うのにちょうど良い、
とても“丁寧な時間”が流れていました。
食べる前に、ちゃんと「聞く」時間があった
この試食会で、もうひとつ強く印象に残っているのが、
料理を食べる前に、料理人それぞれから話を聞く時間がしっかり用意されていたことです。
今回料理を担当されたのは、3人の料理人。
その3人が順番に、アグー豚という食材について、
そして今回の料理でどんな点を意識したのかを語ってくれました。
脂の特徴の話。
なぜこの調理法を選んだのか。
いわゆる「うんちく」と言えばそれまでですが、
どの話も表面的な説明ではなく、
実際に食材と向き合ってきた人の言葉でした。
しかも皆さん、とても熱心。
決して長々と自慢話をするわけでもなく、
「この食材の良さを、どう伝えたいか」という思いが、
言葉の端々から伝わってきます。
この時間があったことで、
料理が出てきたときの見え方が、明らかに変わりました。
ただ「美味しいかどうか」ではなく、
「なぜこうなっているのか」を考えながら食べる。
食べる前に、ちゃんと聞く。
この順番が用意されていたこと自体が、
今回の試食会の質の高さを物語っていたように思います。
同じ食材を、違うジャンルで味わう
今回、料理を提供されたのは次の3店舗です。
- くつかけステイ中軽井沢
- 割烹ダイニング波里(HARII)
- ルジェンド軽井沢
同じ沖縄県産アグー豚を使いながら、
和食とフレンチという異なるアプローチで料理が提供されました。
この「同じ素材を、どう料理するか」という視点こそ、
今回のフェアの一番の見どころだと感じます。
実際に食べてみて感じたこと
割烹ダイニング波里 HARII
アグー豚と旬野菜の出汁しゃぶ
まず感じたのは、脂の軽さです。
「脂が軽い。なのに、旨みがずっと残る。」
出汁の中でアグー豚の持ち味が素直に引き出されていて、
和食らしい“引き算の料理”だと感じました。
ルジェンド軽井沢
沖縄県産アグー豚と信州産新種シードルのブレゼ
フレンチと聞いて想像する重さは、まったくありません。
「フレンチなのに、重くない。」
シードルの酸味が効いていて、
アグー豚の旨みをきれいに伸ばしている印象でした。
素材の良さと技術のバランスが、とても心地よい一皿です。
くつかけステイ中軽井沢
アグー豚柔らか煮 旬菜色々
今回のイベントの開催場所でもある
くつかけステイ中軽井沢からは、
「アグー豚柔らか煮 旬菜色々」が提供されました。
まず印象に残ったのは、見た目の落ち着き。
派手さはありませんが、
「これは間違いなく丁寧に作られているな」と感じさせる一皿です。
箸を入れると、アグー豚はすっと切れるほど柔らかい。
それでいて、形が崩れすぎていないのが印象的でした。
「箸で切れる。なのに、味がしっかりしている。」
煮含められているのに脂の重さは残らず、
旬の野菜と一緒に食べることで、
最後まで心地よく食べ進められます。
この場所で、この料理を食べる。
宿の空間と相まって、
“イベント用の一皿”というより、
宿のごちそうとして記憶に残る料理でした。
行政の方のお話を聞いて、腑に落ちたこと
沖縄県関係者の方からは、
生産背景やブランドとしての考え方についてもお話を伺いました。
単なる食材PRではなく、
どう伝え、どうつながっていくかを考えた取り組み。
料理を味わったあとにその話を聞くことで、
一皿の意味が、より立体的に見えてきました。
食べて終わりじゃないイベントだった
今回の試食会を振り返って、
最後に残った感想は、この一言です。
職人の技とアグー豚が重なって、唯一無二の一皿になっていました。
素材と技術、どちらか一方では成立しない。
その掛け算を、同じ空間で体験できたことが、
このイベントの価値だったと思います。
試食会の様子は動画でも公開しています
イベントの司会進行から、
料理人の挨拶、試食の様子、インタビューまで、
当日の流れを動画として記録しました。
文章では伝えきれない、
会場の空気感や温度も感じていただけると思います。
まとめ
真冬の軽井沢で出会った、沖縄の食材。
そして、それを受け止める料理人たち。
今回の「沖縄アグー豚フェア」は、
地域と地域、
食材と職人がつながる瞬間を見せてくれるイベントでした。
投稿者プロフィール

- 編集長
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長野県長野市で生まれ育って50年以上、自然豊かで野菜が美味しいこの地を愛しています。
冬の寒さは辛いですが、その分温泉の魅力が際立ちます。
「いいね!長野」の編集長として活動しつつ、情報デザインのフリーランサーとしても活動しています。




